11月17日|物価

最近は値上げのニュースを目にする機会が増えてきましたが、普段の生活でも値上げを体感することが多いです。原油価格や原料の高騰またコロナの影響である程度の値上げは仕方ないように思いますが、逆に値下がりしている品目も少なからずあるようです。ただ、生活必需品が値上がりしてしまえば、差し当たって必要でないものが値下がりしても、庶民の暮らしにとっては物価上昇でしかないですね。値上げの話になると必ず「賃金は上がらないのに」という言葉を聞きます。多くの家庭にとって生活必需品の値上げは本当に困る問題なので、この「賃金は上がらないのに」という言葉は切実な思いだと思います。ただ、物価上昇に合わせて賃金を上げていたら、もし物価がさがったら賃金も下がるのかなと思ってしまいます。昔私が勤めていた企業は「景気が良くてもボーナスの額は一定以上は上げない、その代わり景気が悪くなっても一定以上は下げない」といってバブルの時でもあまりボーナスを沢山はくれませんでした。その時は不満だらけでしたが、今になって考えたらよくできたシステムだったと思います。もちろん毎月に給与とボーナスとでは話が全然違いますし、多少物価が上昇しても影響がないぐらいの所得にしてくれれば問題はないのですが、個人的には物価と所得は別の問題として考えたほうがいいような気がしますね。

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