アメリカの企業がマンモスの再生計画を始動させました。この計画は生態系を再生しそれにより気候変動の影響を緩和または抑止することを目的にしているそうです。また、CEOが「ケナガマンモスのような古代の絶滅種を復活させるだけではなく、絶滅危惧種の保存や人間の活動により絶滅した種の再生に技術を利用できるようになる」と言っているそうです。マンモスの再生はとても魅力的な話ですし、その技術を絶滅危惧種の保存に利用することもいいことだと思います。しかし、絶滅した種を再生させるということは、結果的には新種の生物を作り出すことのなるような気がするので少し心配です。マンモスを再生させて気候変動の影響を緩和または抑止できたとしても、その影響で絶滅の危機にさらされる動植物があっては本末転倒になってしまうので、しっかり検証しながら実行してほしいですね。