この20年でスズメやツバメやサギ類の数が大きく減って、逆に外来種の分布域は拡大しているそうです。田舎に住んでいるとスズメもツバメもサギ類も当たり前のように見ているので、数が減っていることには気が付きませんが全国的には減ってるみたいです。またペットで買われていた外来種の鳥が逃げて(逃がして)自然繁殖しているようですが、減る鳥と増える鳥の違いはどこにあるのでしょうね。ペットで買われていた外来種の鳥が自然界で繁殖するということは生命力の強さと繁殖力の強さを兼ね備えていたのだと思いますが、スズメの生命力と繁殖力もそれなりに強いような気がします。スズメが減っている原因の一つとして考えられているのは餌となる昆虫の減少だそうですが、外来種の小鳥も昆虫を食べているので条件は同じだと思います。スズメがかなりのグルメで特定の昆虫しか食べないのなら減ることもあるかもしれませんが、見ている限りなんでも食べそうなのでそんなことはないと思います。外来種と呼ばれる動植物のが増えている原因に人間が大きくかかわっているので、近年は外来種の分布域拡大を問題視する傾向が強いのですが、弱肉強食ではありませんが強い種が生き残り、弱い種は淘汰されていくのが自然のおきてのような気がしますね。