保護者の方が気にされる「個別」OR「集団」
最近の傾向として個別指導が主流になりつつあるようですが、全ての面において個別指導の方が優れているというわけではありません。
もちろん、費用に関しては一般的に集団指導の方が優れています。
しかしそれ以外にも、場合によっては集団指導の方が優れている事があります。
逆に言えば、個別指導であれば必ず成績が上がるわけではないということです。
個別指導がうまくいかないケース
せっかく個別指導を受けても思うように成績が上がらないのには、いくつかの原因があります。
その1つが「生徒がいつまでたっても受け身で自分から勉強をしない」
これは集団指導でもいえることですが、「答え」はおしえてもらえるものだと思って、いつまでたっても自分で解決しようとしない場合、なかなか成績につながらないです。
確かに本当にわからないときは、先生に聞いて解決する事が大切ですが、その前にまずは自分でしっかり考えることが重要です。
中には、その段階で自分だけで解決できる問題もあるかもしれません。また、そうやって自分自身で解決する習慣が成績の向上につながります。
では、なぜ個別指導なのに受け身のままなのか?
それは、個別指導の「質」の問題だと思います。
一般に、先生1人に対し生徒が3人までの指導を個別指導と呼んでいます。
もちろん、その先生がしっかり対応すれば1対3でも十分に成果を上げることが出来ます。
ただ、そのためには十分な準備としっかりした指導が必要になります。
具体的に言えば、生徒1人ひとりに対してしっかりとした目標を立て、その目標を達成するために今何をしなければいけないのかを、生徒に理解させるておくことが必要になってきます。また、先生もそのカリキュラムに沿って指導していく必要があります。
この辺のことは、先生の技量によるところが大きき左右してきますので、やはり個別指導ではその先生の「質」が成績に大きく影響すると思います。